Kumizine

Zineの面付け

冊子ページを毎回手で並べ替えなくても、Zineの面付けを理解できるように

Zineの面付けとは、ページ番号を印刷用の見開きへ組み替え、折って綴じたあとに正しい順番で読めるようにする印刷設計のことです。

そのため、8ページと1ページが同じ面に来たり、最初に印刷するシートに表紙と裏表紙が並んだりします。Kumizineはそのロジックを先に処理し、Affinity PublisherやInDesignで仕上げられる面付け済みテンプレートを出力します。

Zineで面付けが重要になる理由

Zineは読書順のまま印刷されるわけではありません。シートを折って冊子にすると、外側のページ、内側のページ、中央見開きの位置がすべて変わります。

面付けが間違っていると、印刷自体はできても、完成した冊子の順番が崩れたり、見開きが違う面に出たり、折りや綴じの工程で組み立てミスが起きます。

Kumizineはその印刷用の計算と、ページデザイン作業を切り分けます。ページ数、サイズ、綴じ方を決めると、作品を流し込む前に見開き順を計算します。

例:8ページZineの面付け

シンプルな8ページ冊子を中綴じでネストすると、Kumizineは次のように印刷用見開きを計算します。

シート表面裏面
シート 18 / 12 / 7
シート 26 / 34 / 5

これはアプリでも使っているネスト面付けの並びです。外側のシート表面に8ページと1ページ、裏面に2ページと7ページが入ります。

読む順番はページ順ですが、印刷は面付けされた見開き順で行います。

作例:16ページの中綴じ

4枚のシートを重ねて二つ折りにします。外側から中央へ、ページ番号の組み合わせが次のように変わります。

シート表面裏面
116 | 12 | 15
214 | 34 | 13
312 | 56 | 11
410 | 78 | 9

作例:両面印刷を先に確認

正しい面付けでも、プリンターの長辺綴じと短辺綴じの設定が合わないと裏面が上下逆になります。まずテストシートを1枚印刷してください。

  1. 1. 両面テストシートを印刷します。
  2. 2. 完成品と同じ方向に紙を折ります。
  3. 3. 裏面が逆なら、長辺と短辺の設定を切り替えます。
両面テストシートを使う

Kumizineで面付けを進める流れ

ページ順の計算はKumizineに任せて、制作側はレイアウトと内容に集中できます。

  1. サイズ、綴じ方、ページ数を設定しているKumizineのビルダー画面。

    手順 1

    冊子の形式を選ぶ

    仕上がりサイズ、ページ数、綴じ方を設定します。Kumizineが中綴じのネストか、順送りのシート順かを判断します。

  2. Kumizineで生成された面付け済みのZineテンプレート。

    手順 2

    面付け済みテンプレートを生成する

    見開き順がすでに組まれた `.idml` レイアウトをダウンロードします。どこに何ページを置くかを推測する必要がありません。

  3. Affinity Publisherで最終ページを配置しているZine面付けテンプレート。

    手順 3

    レイアウトに作品を流し込む

    Affinity PublisherまたはInDesignでファイルを開き、完成したページを用意されたフレームへ配置します。見開き順の再計算は不要です。

  4. 印刷したZineシートを折って冊子に仕上げている様子。

    手順 4

    印刷して折り、綴じる

    面付けが先に解決されているので、あとは両面印刷、断裁、折り、製本の確認に集中できます。

Zineの面付けに関するよくある質問

冊子印刷でいう面付けとは何ですか?

折って綴じたあとに正しい順番で読めるよう、ページを印刷シート上へ並べ替えることです。だから印刷用の見開き順は、読む順番とは違って見えます。

なぜ1ページの隣に8ページが来るのですか?

ネストされた冊子では、外側のシートが中のページ全体を包みます。そのため、表紙と裏表紙に近いページが同じ物理シートを共有します。

面付け計算のためにInDesignやAffinity Publisherの機能が必要ですか?

いいえ。Kumizineが先に面付けを計算し、その結果を `.idml` テンプレートとして出力するので、どちらのアプリでも仕上げ作業に入れます。

ページ順の計算を手作業でせずに、Zineレイアウトを組み立てる

形式が決まっているならそのままビルダーへ。まず実物の面付けファイルを見たいなら、無料テンプレートから確認できます。